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インターネットは海底ケーブルで成り立っているって知ってた?

今日はぜひ知っておいてもらいたい知識をご紹介します。

意外と知らない人が多いかなと思ったので。 

 

当たり前に使ってるインターネットだけど 

今や日常生活に当たり前の存在になっているインターネット。

世界中の情報がすぐに検索できたり、海外の動画も見ることができたり、電子メールのやりとりや、電話もできます。

また、テレビで、海外のニュースや、スポーツの試合の生放送も見られます。

当たり前すぎて「どうして?」って考える人は少ないかもしれません。

 

情報は何を使って送受信されているのか?

どうやって外国とつながっているかって考えたことありますか?

衛星を使って通信されていると思ってる方が多いかもしれませんね。

実は、「海底ケーブル」、いわゆる「光ファイバー」というものを使って情報の送受信がされています。

深い海の底には、世界各地を結ぶように海底ケーブルが敷き詰められているんですね。

知ってました?

  

衛星より優れている

意外かもしれませんが、衛星中継よりも、海底ケーブルで送る方が速いです。

通信衛星だと、宇宙まで上がってから下りてくるので、距離的に長くなるんですね。

海底ケーブルの方がずっと短いので、情報が速く届くんです。

さらに、やりとりできる情報量も海底ケーブルは、通信衛星の1000倍以上の情報を送れます。

雨や台風などの影響も受けにくいという利点も大きいですね。 

 

どうやって海底に敷くのか? 

これが本当に大変!

まずは海底の様子を細かく調査し、いちばんいい道すじを探して、地図を作ります。

そして何千キロにもなる海底ケーブルを工場で作って、テストをします。

次に、専用の船にのせるんですが、何千キロもあるから、船に乗せるだけでも1ヶ月ほどかかったりするそうです。

準備だけでも大変です!

で、いざ就航したら、技術者は何ヶ月も船に乗りっぱなしなんですよ~。

浅いところでは、船の錨や漁業の網などでケーブルが破損しないよう、海底を耕してミゾをつくり、そこにケーブルを埋めていきます。

深いところでは、動いている船から、海底の地形や潮の流れを計算して、数千メートルも下にある決められた海底の場所を狙って海底ケーブルを垂らしていきます。

ケーブルを敷いてくれた技術者、それを管理しているエンジニア、ケーブルが損傷したら修理も必要・・・ メンテナンス作業の大変さも想像できますよね。

ちなみに、海底ケーブルは、地震や津波の観測にも使われているんですよ~。

 

当たり前なことの仕組みを考えてみる

私達が当たり前のように使ってるインターネットですが、どこかから勝手に出現してきて、自然に使えているわけではないですよね。

でも今の子供達は生まれたときから生活の中にあるものなので、私達以上に当たり前にあるものだと思っています。

どうしてインターネットができるのか、どういう仕組みになっているのか、こういう事に考えを巡らせてみる、不思議なことを調べてみる、って必要かなと思います。

ぜひお友達やご家族、特にお子さんとこんなお話をしてみるのも楽しいですよ。

何気なく見ている海も、海底にはケーブルが・・・

ちょっと現実的ですが、考え方によってはロマンティックかなと (´▽`)はぁ・・♪


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