Excelを使って業務をしていると、連番を振る場面があると思います。
そんな時によく使われるのが、フィルハンドルをドラッグする『オートフィル機能』。
よく使われる機能なのでご存じの方も多いかと思いますが、今日はもう一歩進んでみましょう。
画面上に見えてる範囲なら『オートフィル機能』
お馴染みの『オートフィル機能』をおさらい。
セルの右下に表示される【フィルハンドル】をマウスでドラッグするだけで、すばやく連続データを入力できます。
今回は日付を例にしてますが、数字や、曜日、干支なんかにも対応しています。
ただし、『オートフィル機能』は、「1から10まで」とか、画面上に見えている範囲で行うなら、とても便利なのですが、「1から100まで」など、画面に入りきらないくらいの大量の連続データを一気に入力したい時には、あまり向いていません。
ドラッグして、ちょうど100の位置でマウスを止めるのはなかなか至難の業で、勢い余って行き過ぎてしまったり、逆になかなか進まなくてイライラしたり・・・。
そこで今回は、大量の連続データを一気に入力したい時に活用できる方法について解説します。
ひと月分の日付を一気に入力
1ヶ月分のスケジュール表を作成するために、9月1日から9月30日まで連続データを入力したいという例を考えてみましょう。
まずは、先頭の1件目だけデータを入力し、そのセルをアクティブセルにしておきます。
[ホーム]タブ → [フィル] → [連続データの作成]をクリックします。
[連続データの作成]ダイアログボックスが表示されます。
列(縦)方向に連続データを作成したいので[範囲]欄には[列]を選択し、[停止値]に最終日の「9/30」を入力します。
すると、連続したデータが自動的に入力されます。
この方法なら、長い連番でもスムーズに入力できますね。
フィルハンドルをマウスでドラッグして連続データを作成する『オートフィル機能』も、もちろん便利ですが、大量のデータを一気に作成したい時には向かない場合もあります。
「1から100までの連番を一気に作成したい」というような時、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
0コメント