『挿入モード』と『上書きモード』
【Insert】キーはあまり知られていない、目立たないキーの1つです。
とっても便利なキーなのですが、このキーの使い方を知らない方は、無意識のうちに間違って触ってしまってパニックに・・・というパターンが非常に多いです。
【Insert】キーって、よく使うキーの近くにあるのでつい触ってしまいやすいんですよね(;´▽`A``
【Insert】キーは『挿入モード』と『上書きモード』の切り替えのキーです。
Word だけでなくいろんなアプリで切り替えできます。
実際に試してみよう
通常、パソコンは『挿入モード』になっていますので、文字と文字の間に新たな文字を追加することができるようになっています。
例えば「こうえん」と入力するはずが「こえん」と入力してしまっても
こ|えん
↓
こうえん
と簡単に「う」を挿入できますね。
では『上書きモード』ではどうなるのでしょうか。
【Insert】キーを1回押してから、同じように試してみましょう。
こ|えん
↓
こうん
「え」の上に「う」が上書きされます。
入力すればするだけ、元々あった文字が消えていく。
これ、知らなければかなり焦ると思います。
この現象、心当たりのある方いらっしゃるのではないでしょうか?
あ、『上書きモード』を試したら、再度【Insert】キーを1回押して『挿入モード』に戻しておいてくださいね♪
ひな形を使うときには『上書き』が便利
こうやってみると『挿入モード』だけで良くない?って思われるかもしれませんね。
確かに『挿入モード』だけでも全然困りません。
ただ『上書きモード』もあると便利なんですよ。
Word で作った予約表に文字入力をしてみましょう。
『挿入モード』の場合
『上書きモード』の場合
文字入力をしても、元の文字がずれることがありません。
修正があっても元の文字をわざわざ消す必要もありません。
ひな形やフォーマットがある場合に、元データを崩さずに入力ができます。
文字の入力範囲を決めておきたい時や、表を崩さずに文字を入力したい時などに『上書きモード』を使うと便利ですよ。
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